大人と女性の生き方・COMへようこそ。管理人のMOKUSEIです。
作家兼フリーライターとして生活している管理人による、大人と女性の生き方がちょっと楽しくなる考察サイトです。
今回のテーマは、結婚について考える です。
目次
結婚について考える
いきなり際どい話題を選んでしまったな、と半分後悔しております。しかし、今の日本では結婚する・しないという話題はわりと取り上げられており、非常に興味深いテーマですよね。
そこで、自分は既婚・子持ちという女性目線から、大人の女性と男性に贈る、結婚についての考察です。
結婚って、どう?
まずは、子どもあるなしに関わらず、結婚してどうですか、という素朴な疑問にお答えする形で書いていきたいと思います。
既婚者のみなさんは、結婚して、どうですか?
私は、まあ、そこそこです。
そこそこっていう表現自体がふわっとしすぎていますが、全体的に考えて「そこそこ良かったかな」というのが個人的な感想です。
もちろん、周りには離婚した人もいますし、シングルの人もいます。ただ、その分と同じくらい、現在進行形で「結婚中」という人もたくさんいます。よって、ひとつの例としての感想です。
そこそこです、ということは、幸福度に当て嵌めると、
すごく幸せ>幸せ>まあまあ幸せ>ふつう>あまり幸せではない>幸せではない
のうち、まあまあ幸せ、という感覚で合っているように思います。
このうち、「すごく幸せ」から「まあまあ幸せ」の間を行き来するというのが、そこそこです、という人の答えかもしれません。要するに、
その日による。
ということですね。これは、結婚うんぬんというよりも、「生活」としての意見でもあります。
結婚してしばらくするとどうなるか
我ながらバカみたいなタイトルだと思いますが、では、結婚してしばらくするとどうなるのでしょうか。ここでは、
新婚さんは幸せ真っ最中がふつうである、という観点で考えてみたいと思います。(一部の例外除きます)
あくまでも個人的な意見ですが、結婚しても特に変わりなく過ごしていける人たちと言うのは、子どもがいないご夫婦が多いと思います。つまり、結婚というライフステージの変化以降、特に大きな変化はない状態である人たちのことです。
夫婦として暮らしてはいても、お互いに働いていたりしても、また、姓が変わっても変わらなくても毎日の暮らし方にあまり大きな変化が起きにくいであろうからです。
ということは、おのずと言えるのは、結婚したら大きく変化することと言えば、
子どもの誕生です。
これは、どうしてもそうとしか言いようがありませんし、どっちが良い悪いの話ではなく、家族が増えるわけなのでふつうのことです。
では、まずは子どもが生まれたらどうなるか、を書きたいと思います。
子どもが生まれたら結婚生活はどう変化するのか
子どもが生まれるということは、妻が妊娠するわけなので、そもそも子どもが生まれる前から結婚生活は大きく変化します。
夫には子どもが産めませんから、主に大変な思いをするのは妻です。特に仕事。
育休はいつから取るのか、いつまで取れるのか、お腹の子は今どうなっているのか、無事に生まれるのか、疲労、貧血、体重増加、つわり、眠気、・・・・etc.
妊娠による体の変化は人それぞれで書ききれませんが、生まれる前から主に大変になるのはまさに妻。そして、そういう妻に対してどのように接していくか、ということを、初めに夫は問われます。
この時点が、1つ目の大きな変化の時期となります。
では、実際に子どもが生まれたらどうなっていくのか、次は時系列でざーっと書いてみたいと思います。
子どもが生まれてからの結婚生活
幼児期までは非常にハードな日々が続くのが、子どもが生まれてからの結婚生活です。
ウソ偽りなく書いてしまえば本当にハードです。
夫婦共に体力勝負の時期になりますが、どちらかと言えばやはり妻側に大きな負担がかかります。
よく、人生の中で辛いときを「人生ハードモード」と書いている人がいますが、世のお母さんたちは、
お母さんになったときからしばらくずっと「人生ハードモード」です。
ちなみに、当たり前ですが、子どもの数が増えればそれだけハードさは増します。
人間は体が疲れると心も疲れますので、夫婦喧嘩が増えるのもハードモードの頃からです。ただし、ここはそのご夫婦によると思います。
ケンカしようが、しなかろうが、子どもは日々育っていくのでヒマはまずないのが子育て世代です。ちなみにヒマはありませんがお金はかかります。(←これについては別記事 子どもにかかるお金を考える でどうぞ)
子どもが成長してからの結婚生活
ここまでのお話が、子どもの年齢が大体小学生あたりまでとします。その後、中学生、高校生となっていくにつれての結婚生活の変化について続けていきたいと思います。
※ちなみに、参考までに管理人MOKUSEI宅では、子どもの現段階の年代は高校生です(そろそろ受験が近いあたり)。※
子どもに手がかからなくなってくる頃、ようやく妻側も夫側も「人生ハードモード」は、肉体的にはかなり解放されます。
ここで敢えて、肉体的には、と強調します。
経験済みのみなさんはお分かりかと思いますが、子どもは手がかからなくなるにつれてお金がかかるようになっていきます。すると、今度は
「経済ハードモード」に突入します。
ここまで読んでくださった方の中には、考えただけで子どもが要らなくなった、という人もいるかもしれませんが、子どもは本当に可愛いですよ。(と書いておきます)
では、続けましょう。お金はかかるけれども夫婦の時間が増えてくるのがこの時期あたりからです。今までは、話していてもそばに子どもがいるのがふつうだった状態から、
バスケで言えば急に「センター」がいなくなったような状態となります。
バレーボールなら「セッター」不在といったところでしょうか。
それでも、変わらずにごく普通に一緒に居られるご夫婦もいれば、顔も見たくないような状態のご夫婦まで様々だと思いますが、この時期からの夫婦関係を決定づけるのが、
子どもが小さい頃の夫婦関係です。
ここがとても重要で、ここで何かしらトラブルがあるのと、ないのとでは天と地の差があります。
管理人の場合は、トラブルはあったけれどももう忘れた、という境地です。
ここまでで、おさらいすると、
- ・子どもが生まれたときから(できたときから)結婚生活はハードモード
- ・子どもが小さいころは体がハードモード
- ・子どもの手が離れてくると家庭の経済がハードモード
- ・夫婦の時間が増えたときどうなるかは子どもが小さい時期に決まる(ことが多い)
大体上記のような感じだと言えます。ちなみに、子どもがいる友人で離婚した人では、
子どもに手がかからなくなってから離婚した人より、子どもがまだ小さいうちに離婚した人のほうが管理人の周りではずっと多いです。ですので、熟年離婚という言葉には、実はいまいちピンとこない部分があります。
傷は浅いうちのほうがいいのかもしれません。
子どもがいない結婚生活は?
今や、子どもがいる、いない、そもそも結婚している・していないという話自体がパワハラやセクハラの対象になるので、なかなか人には聞けませんが、
続いて、結婚はしているけれど子どもがいない夫婦の生活ってどうなの?ということについて考察していきたいと思います。
子どもがいるのかいないのかは理由で違う
当たり前の話ですが、そもそも子どもがいるかいないか、ということは、
ほしいけれどいないのか、作らないことにしたのか、という部分で全く受け止め方の違う話となります。(死別された方は除きます)
私の身内には、「作らないことにした」タイプのご夫婦がいます。まずは、この方たちを参考に書いていきたいと思います。
先に、受け止め方が違うと書きましたが、「子どもを作らない」についても理由によって受け止め方は違いますし、個人の自由です。
したがって、経済的なことだったり子どもが好きでなかったり、作れるけれど作らないご夫婦もいます。私の身内はこれに当てはまります。つまり、ほしくないということです。
特に理由は聞いたことがありません。というか、ふつうは聞けませんよね。誰か聞いたことがあるのかもしれませんが、地雷になるのは必然です。
子どもがいないと夫婦でよく出かけることができる
子どもがいないと、夫婦の時間が削られることがないので、夫婦でお出かけする人が多い印象があります。
今の時期は難しいこともありますが、温泉や海外旅行、週末のアウトドアなど、アクティブに過ごしている人は多く聞きます。私の身内もそうです。お金も貯めやすいですし、管理もしやすいそうです。
それはやはり納得で、例え普段の夫婦のお財布が別であっても、子どもがいると、
そもそも「主な保護者は誰か」を決めなければらず、それなのに子どもにまつわるお金は双方で負担するのが当たり前、急な医療費などがかかっても、主に「家庭の出費」として計算されるからです。
子どもがいなけらば、この「家庭の出費」から「子どもにまつわる出費」がないわけなので、結婚前と経済的に何も変わらない状態でいられるというところがあります。急な子どもの病気などもないので、仕事を休む必要もありません。
ただし、既婚者であることには変わりないので、配偶者による縛りがある人や、逆に既婚なのに食事も寝室も全く別、というご夫婦もおられます。
つまり、お子さんがいないご夫婦の場合は大きなライフステージの変化がない代わりに、夫婦としての在り方を常に考える時間が良くも悪くもたくさんある、ということと言えます。
結婚する年齢は?
おおよそ結婚中にはこのような夫婦生活になるかもしれませんよ、ということをざっと書いてきました。
では、気になる「結婚する年齢」について深掘りしてみたいと思います。結婚する年齢の話というのは、子どもの話以上に地雷源が多いため、人には聞きにくいですよね。
結婚が早いといいかもしれないこと
昔は、「結婚適齢期」とかいう凄まじい破壊力を持った言葉がふつうに使われていましたが、この意味はおそらく、「出産・育児の適齢期」とイコールだったと思われます。
ですのでこういう言葉こそ使ってはいけないのは今や当たり前ですが、ここで忘れてはならないのが、出産と育児に関しては、やはり「適齢期」があるということです。
高齢出産という言葉が表す通り、女性は出産の年齢が上がるにつれてリスクが増えていくのが現実で、子どもは女性にしか産めません。
そこを無視して結婚の時期を語ることは難しいので、敢えて無視せずに、結婚が早いといいかもしれないことについて書くと、
出産・育児のためには結婚が早いほうが体力的にはいい(体的にはいい)
と言えます。経済力などの話を置いておくと、将来出産や子育てを希望するならば結婚の時期は早めのほうが絶対にいいです。
なぜなら、先に書いたように、子どもが小さいうちは「体力がハードモード」だからです。
体力がないと、育児も仕事もキツイ。
ということは、ウソ偽りのない真実です。そして、体力は若い人のほうが断然あるからです。これは、男女関わらずだと思っています。
では、子どもなしだったらどうなのか?というと、ちょっと複雑になってきます。
子どもはいなくてもいい人の結婚は?
結婚はしたいけど、子どもはいらない、という人や、できたらいいなくらいの感覚の人にとっては、結婚の時期をどう考えたらよいのでしょうか。
人が結婚したくなる時には、いくつかの時期があるように感じています。それは、
- 周りの人が結婚を意識した発言をするようになったとき
- 実際に周りの人が結婚し始めたとき
- 気が付いたら自分だけ独身だったとき
- なんとなく結婚してみたくなったとき
-
自分の親を見て育ち、結婚というものに絶望した人でも、一度は「結婚したらどうなるのかな」と考えることはあるかもしれません。逆に、自分の親みたいに自分も結婚したい、という人もいると思います。
つまり、子どもが欲しいから結婚したい、という人ではなく、単純に結婚したい人、という話になります。子どもが欲しい人は早く結婚したほうがいいでしょうし、子どもだけ欲しいなら未婚でも経済力さえあればなんとかなるので、そこは区別したいと思います。
上記のような「結婚を意識するとき」に、自分はいつ頃結婚したいかな、と考えたら、ぼんやりとしか思い浮かばない、という人は多いように思います。私もそうでした。
さらに言ってしまえば管理人の場合、今の夫と出会っていなかったら結婚していたか疑問です。結婚願望が薄かったので。
しかし、長く一人でいるのはさみしいもの。でも、あまりにも早く結婚するのはなんだか自由がなくなるみたいでつまらない・・・
と、考えている人がいたら、言いたいことはたった一つです。
悩むくらいなら結婚しないほうがよい。
あっちこっちから石が飛んできそうですが事実です。なぜなら、そんなに甘くはないからです。結婚というのは、夫または妻となる人と一生を添い遂げる覚悟を持ってするもので、人1人の人生を半分背負うことと同義です。
それは、子どもができる、できないに関わらずのことです。
ですから、「結婚したいけど自由がなくなるのが嫌」「さみしいからとりあえず結婚したい」「できれば結婚したいな~」というふわふわした状態であるなら、いっそのこと結婚しないほうがマシなのです。いずれ、
「この人だ!」と思う人に出会ったときが結婚しどき。
というのがやはり正解ではないかと思うので、子どもがほしいわけではないけど結婚したいな、という人は、時期がうんぬんの前に、
本気で結婚したい人とお付き合いをする。
というのが、結果的には結婚の時期を真剣に考えるキッカケになるように思います。覚悟を決める、というやつですね。